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小松芳郎先生のこと

2022-12-03

思い出

「小松先生もメンバーなんだよー」
一度は断ろうと思った編集部会に
入った理由はコレだった。

昨夜、高校のOB会誌の編集作業が
最終チェックになり締めの会だった。
昨年はここに小松芳郎先生も
水野好清先生もいらした。
相次いでふたりの大先輩を失った。

前職の病院が100周年を迎えるにあたって
歴史を調べるために文書館に行き、
館長の小松先生に出会った。
20年以上前のこと。
松本の生き字引と言われる方で、
郷土史から地域の記録まで丁寧に整理し
記憶されていた。

昨年の秋、
絵の展覧会のお知らせをしたけれど
多忙だしご来場くださるとは
夢にも思わなかった。
昨年は会場にほぼ張り付いていたのに
不在時にいらしたのが悔やまれた。
絵の指導者の有賀氏が
「じっくり1枚1枚ご覧になられていたぞ」
「まさかいらっしゃるとは思わなかった」
「偉い人ほどそういうものだ」

なるほど。
丁寧に生活することを
教えていただいた気がした。
お元気だったら
カフェにもいらしてくださっただろうに。

新聞社のリポーター経験から
私に声をかけていただいたと思うが、
OB会誌の編集会議は
新聞のそれとはまったく違って面食らった。
小松先生の圧倒的文章力により
成り立っていた。
短い時間でもご一緒できたことは喜びだ。

水野好清先生には
娘が苦しかったときお世話になった。
私たち家族にも
優しくエネルギーを注いでくださった。
素晴らしい教育者だった。

安らかにお眠りください。
合掌

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