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叔母の一周忌に向けて

2019-02-24

こんばんは。まさこです。 叔母の一周忌の法要がありました。 (大学のOB会誌に向けて書きました。 病院関係者が多いので患者側に立った時の思いを) 新年会で駅前で浮かれていると 「お母さんが大変だ」と 夫から連絡ありかつての職場に急行した。 心不全と肺炎だった。 その日は私も病院で寝た。 朝、 叔母(母の妹)から電話が入ったので、 まだ知らせてないのによくわかったなぁと 思って出ると、 具合が悪くて入院したから来てほしいという。 母のことは伝えなかった。 叔母は2月になると 残り時間が少ないことが私にもわかった。 一晩だけでも 自宅に帰って過ごしてもらおうと 私の妹と協力して決行。 このまま逝ってしまうかもしれないと 震えるほど怖かった。 叔母が眠ると 息をしているか心配で 手をかざすと 急に目を開けて 「簡単に死にゃあしないよ」 と言われふたりで笑った。 朝日が差し込んできた。 叔母は「きれい」と言って 窓から見えるブドウ畑や山々をずっと見ていた。 病院に戻り翌々日永眠した。 母は5月までに3回入院して今は施設にいる。 人生を閉じるとき 過ごす病院での出来事は、 ささいなことも家族には永く記憶に残る。