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有賀由延という人

2021-12-10

絵を描く

こんにちは。
心地良い下着をあなたに~♪
下着の力を信じてやまない昌子です。

有賀由延個展2日目。
今日もよろしくお願いいたします。

【有賀先生の思い出】

私がまだ20代の頃、
有賀先生は地元の美術会の審査員で
私は会員だった。

会員は展覧会前に展示のお手伝いをする。
審査員の先生たちが配列を決めて
我々が作品を壁にかけ名札を貼る。

松本市に美術館はなかった。
あがたの森文化会館に展示した。

その日は、
展示室の最後の部屋の担当だった。
有賀先生が指揮をとった。
まだ師弟関係ではなく、
私は別の先生についていた。

最後の部屋には
入選落選ギリギリの作品が
集まることも多かった。
作品の裏には△〇と
白いチョークで書かれていてそれがわかった。

有賀先生は何度も何度も作品を入れ替えて
それぞれの作品の居場所を決めた。
審査員の作品や受賞作品と同じように、
作品が一人の人間のごとく丁寧だった。

別の機会に最後の部屋の展示で
担当の先生は
「そのままかけておいて」
と出て行ってしまったこともあった。

そういう気持ちになることも
責められないくらい、
作者が作品を大切にしていないことが
露呈していることもあってね。
例えば額がちゃんと留まっていないとか。

作者よりも作品を大切に扱う
有賀先生の姿に感動した
忘れられない記憶です。

有賀由延個展に
是非いらしてください。

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【展覧会情報】
恩師 有賀由延個展
12月9日(木)~12(日)
午前10時から午後4時(最終日3時)
梓川アカデミア館 入場無料


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できるだけ朝8時までに更新します。