先日市内の病院2つお見舞いに行きました。
二人とも絵の教室の姉弟子で、尊敬し大好きな方です。
Tさんは80代で最近まで教室に行っていましたが急に体調を崩して入院していました。
私が訪れたときはリハビリ中でした。
予定にはその日もう1回リハビリが入っていたので「2回もやるんですか」と病院のスタッフに聞くと、
「Tさんが歩きたい、という気持ちが強いので」との答え。
病室にはたくさんの画材道具を持ち込んでいました。
急に痩せてしまったけれど笑顔いっぱいで私を迎えてくださいました。
「描きたい」という気持ちに刺激を受けました。

Tsan

移動して別の病院へ。
そこは90代のAさんが入院しています。
廊下を歩いていると、ちょうどその方の娘さんが見えました。
一緒に病室へ。ほとんど寝て過ごしているようです。
娘さんはその日とても忙しくAさんの様子を見に少し寄ったようでした。
「お母さん、これね」と新聞を1枚だけ置いて帰りました。
後で「新聞に何が載っているんですか」と尋ねると
「あ、これ、スポーツ欄なの。好きなのよ。スポーツ欄だけ娘に持ってきてもらうの」とニコニコ。
若いころはテニスなど活発にされていたとは伺っていましたが、
体が動かなくなってもスポーツ欄を楽しみにしているとはびっくりでした。

たとえ病室であってもその場所で「○○したい」「○○知りたい」と思うことが生きることだなと感じ、
尊敬の気持ちを深めて帰りました。