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友だちのお墓

2019-05-28

こんにちは。まさこです。
友だちMのお母さんとドライブしました。

Mは23歳の秋、
私の職場で亡くなった。
私は1年目の検査技師だった。

中学の仲良し三人組で
トレーナーや
小さいブローチを
お揃いにしていた。

昭和62年10月13日が命日で
何年もご自宅にお邪魔していたけれど
ここ数年は
ご両親との年賀状のやりとりになっていた。

今年のご挨拶を書くとき、
4月に連絡します。
と記した。
今年は久しぶりに
Mのお父様お母様にお会いして
お参りさせていただこう、
と突然思った。

5月になってから電話した。
(Mの電話番号を今でも覚えている)

呼び出し音が長く鳴って
お母様が電話口に出た。
足が悪いのだろう。

久しぶりにお参りに伺いたいというと
とても驚かれて
今年は33回忌だという。
秋に法事を予定していて
私にも連絡するつもりだったとのこと。

そうか、
それで行きたくなったんだ、
とわかった。

私はお母様に
一緒にお墓に行きませんか?
と提案した。

タイミングを逃していて
お墓には行ったことがなかった。

一か月後、
ご自宅から30分ほどの墓地に
ふたりでドライブした。

いろいろおしゃべりした。

Mが亡くなった時
お母さんは
51歳だったという。

私はもうその歳を過ぎてしまった。
83歳になったお母様が
耐えがたきを耐えてきたことを
理解できる歳になった。

ひとは死ぬ。

先に死んだ人は
私たちに
このことを
教えてくれる。

あの年、
MとKが三人で久しぶりに会おうと言ったとき、
私は就職したばかりで
旧友に会う心の余裕はなかった。

まさか死んでしまうとは
夢にも思わなかった。

会いたい人は誰ですか?
時間の長短はあまり重要ではありません。
短い時間でもいいのです。
会いたい人に連絡しよう。

<今後の出店・イベントの予定>
6/13(木)~20(木)つくりてマルシェ(長野東急シェルシェ5F、長野駅前)

6/29(土),30(日)クリエーターズマーケットin名古屋(ポートメッセ名古屋)
https://www.creatorsmarket.com/event/20/